どうも。フリーランスな薬剤師のMIOです。師走っていうけれど、冬はあまり活発に動こうという気になれないので、仕事もオフものんびり過ごそうと冬眠モードです。
以前はそんな怠け者でめんどくさがりの自分がすごく嫌で自分を責めていました。ところが中医学を学んでみたら、自然の摂理ってことが分かって、本来起こりうる体の変化だから無理に頑張らずこれでいいと安心できました。本来冬はエネルギーを蓄えるために省エネモードに切り替わるのですが、ここで夏と同じように過ごしているとエネルギーを消耗しやすく疲れてしまいます。
道路状況も良くないので、移動時間が長くなるような仕事は入れずに、時間ができたらやろうと思っていたこと、自分のペースに合わせてできることをこの冬に行って、よく眠って、でも過剰にダラダラぬくぬくしすぎることなく適度に体を動かして、次の季節以降もスムーズに活動できるような準備をしたいと思っています。
旬の野菜をたくさん食べて元気を養っていますが、今回はその中の「大根」を紹介します。
肺・胃/甘・辛/涼・・・呼吸器系や消化器系の働きを整える、やや熱を冷ます性質なんだそうです。
お気に入りの食べ方は、、、デデーン。
大根おろしにして納豆に混ぜる、でした。毎日食べたい。納豆のネバネバが弱まってフワフワして食べやすい。もうすぐお正月ですが、お餅のトッピングにおすすめ。お餅は消化が悪いので、食べ過ぎると胃もたれしちゃうのよって方は大根おろしがいい仕事しますよ。
他に好きな食べ方はいちょう切りにして軽く塩もみして塩昆布と和えたりしたものが好き。あまり手を加えずシンプルな食べ方がとにかく好きです。今年は初めて沢庵を仕込み、あと2週間くらいで出来上がるので楽しみです。収穫から干すところも教えてもらい体験したので特に気持ちが入っています。
大根は生で食べることで消化不良や熱性の炎症に対して力を発揮しますが、体を冷やしたくない場合は加熱して食べると「涼」の性質があまり気にならないかと。加熱するなら「大根もち」が美味しいですよ。
台湾の屋台で出てくるような本格的なのではなくて、すりおろして粉や乾物を混ぜて焼いただけのやつです。好みのタレをつけて食べます。すりおろすのが面倒だけど美味しくて作ってしまいます。
大根おろしについて朗報。
「手が疲れてすりおろせない!!」とぼやいたところ、沢庵づくりを指導してもらった南部ベースの美曽作さんから、「大根おろしは新鮮な大根を半分の長さに切って次は縦4つに割ると握りやすくなってやりやすいよ、皮は剥いてね」とアドバイスもらいました。若干放置し干され気味の大根は手が疲れるので注意しましょう。
来年もよろしくね。